欧州だけじゃない。南米の”スーペル・クラシコ”

国中が二つに分かれる、アルゼンチンリーグの二大対決

アルゼンチンリーグについての情報は日本では少ないかもしれない。ただこの2チームについては、サッカーファンなら知ってるのではないだろうか?

「ボカ・ジュニアーズ」と「CAリーベル・プレート」

かつて、マラドーナやリケルメ、テベスも所属し、トヨタカップ (現在のFIFAクラブワールドカップ)で来日した名門ボカ・ジュニアーズと、パブロ・アイマールやサビオラ、マスチェラーノなどかつてのアルゼンチン代表のスタープレーヤーも所属した名門CAリーベル・プレート。この両者の対決は、『スーペル・クラシコ』と呼ばれ、アルゼンチン国内における最大のビッグマッチである。

そんなスーペル・クラシコ。アルゼンチン人ならどんな人でも二分化させてしまう特別な力を持っていた。

レストランさえも二分化?

アルゼンチンのレストランへ行った時、それを感じさせる出来事が起こった。

そこは、アルゼンチン1部リーグのとあるチームに所属する選手達がこぞって集まるレストラン。普段は、所属しているクラブのユニフォームを着て所属しているクラブの為に命を懸けて戦っている選手達だが、この日はどうやら様子が違う。レストランの席がちょうど真ん中にスペースを空けて二分化されているのだ。

ボカ・ジュニアーズとリーベル・プレート。

レストラン内を2つに分け、ボカ側とリーベル側に分けれて試合を観る。ボカがシュートを外せば、ボカのファンは机を叩き悔しがり、それを見たリーベルのファンは罵声を浴びせる。逆もまた然りだ。どっちの味方にも付かないでいると、お前はどっちのファンなんだと聞かれる。俺はどっちでもないと答えると、「なんだそれ? ふざけてるのか」と言われる。

中立の立場なんてない。スーペル・クラシコが行われる日は、ボカかリーベルどっちかしかないのだ。ちなみに、2016年1月23日の親善試合では、合計5選手、14枚のカード、40ものファウルが記録される大荒れの試合になった。

そんなスペール・クラシコが、9月1日(日本時間は2日5:00)に控えている。アルゼンチン、ブエノス・アイレスに本拠地を置く両チームだが、お互いのエンブレムを胸に、闘志剥き出しのプレーを見せてくれるであろう。そこには、サッカーという名の”戦”が存在する。

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アルゼンチン1部をはじめフランス、ドイツ、スペイン、タイなど世界3大陸でのプレー経験があるフットボーラー