海外サッカー経験者が考える、海外プロテストで評価されるポイントとは?

今回は海外のプロテストで評価を得て、契約までこぎつける選手とはどんな選手なのかというのを皆さんにご紹介したいと思います。

ポジションごとに異なる評価の基準

まず、前提として評価されるポイントは、ポジションごとに異なっています。

【FWなら、結果(ゴールを奪う)】

シュートまでやり切る姿勢、能力が求められます。
「FWは、点を取るのが仕事」というのが、海外での見方になっており、点を取れないFWは、試合では使われなくなってきます。また、チームの最前線で一番相手ゴールに近い選手でもあるので、相手ゴールに向かう気持ちも求められ、一番シュート数を求められるポジションでもあります。

【サイドハーフやウイングなら、ドリブルで一枚剥がせるかどうかといった攻撃面での1対1の強さ】

スピードがある選手なのかどうかというのが、評価基準になります。
さらに、クロスの精度、シュートの能力、縦だけでなく中からも崩していける攻撃のオプション等、監督の好みによって求められるものが変わってきます。
相手ゴールを奪うために突破口を開くポジションなので、ドリブルで相手を剥がす能力は、多くのチームで求められます。

【ボランチなら中盤でがっつりボールを奪える選手】
マスチェラーノのような潰し屋が高い評価を受けます。
その上で、ゲームをコントロールできる力があれば、いろんなチームで重宝されるでしょう。

【サイドバックなら、スピード、運動量、クロスの精度が高い選手】
それらはどれも高いレベルで求められますが、スピードや運動量といった能力面は賢さでカバーできます。
基本的には、守備の一対一で負けない。その上で、攻撃参加(上がって精度の高いクロス)が上手くできれば、評価はかなり高くなります。

【センターバックなら、絶対的な一対一の強さ、ボール回しの安定感のある選手】
安定感があり、こいつを置いておくと相手の攻撃を阻止できる、跳ね返せるといった安心感を感じさせる選手が評価の基準になります。
来たボールを跳ね返せる、相手がドリブルで来ようものなら、身体でボールを奪う。そんな選手が求められます。

海外で評価される部分

結局のところ攻撃の選手なら、得点を奪えるかどうか。
守備の選手なら、相手の攻撃を阻止できるかどうか、ボールを奪えるかどうかが大事です。
つまり、チームを勝ちに導ける存在であるかどうかが評価の基準になります。

特に、海外では、その選手がいるからゲームの流れが良くなってるといった部分は評価されにくく、点を生み出せる、ボールを多くの回数奪えるといった目に見えるわかりやすい結果が評価されやすいです。

私自身、元々はトップ下の選手でドリブルとスルーパスを得意としていましたが、なかなかスルーパスというのは評価されにくかった印象があります。ただ、そこから点を取ることだけに拘ってプレーし始めたら契約も簡単に決まるようになりました。
そして、監督から求められるプレーは、とにかく仕掛けること、そして点を取る事だけになり、私の強みを最大限に活かした戦術を組んでもらえるようにもなりました。

戦術として、選手個々の強みを最大限発揮していこうとするのが海外流なので、選手は自分の強みを伸ばしていく作業を怠ってはいけません。
その伸ばしていく方向も、間違ってはいけないです。
そして、その個性も出来るだけわかりやすい方が、評価は受けやすいです。

今や、海外に出ていく選手は増えており、下部リーグからトップリーグまで多くの日本人選手が国外でプレーしています。
これから、更に増加が見込まれる中で、選手はどこにポイントを絞って能力を伸ばしていくか考えていく必要があると思います。

その為に必要な評価の基準を今回書かせていただきました。
是非一度、自分のこれから伸ばしていくべき所を考えてみてはいかがでしょうか。

soccer-banner

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です