サッカー選手などアスリートは昨今、20代前半で結婚するケースが多くなりました。生活のなかでアスリートにとって大きなサポートとなるのが、奥様が食事を用意してくれること。スポーツフードアドバイザーの資格を取り、アスリートがより良いパフォーマンスができるように勉強している奥様もいるようです。
しかし……、独身の選手は自炊の時間がなく、外食に頼ることも多いはず。では、サッカー選手にとって外食時に意識したほうがいいのはどのようなことでしょうか。
低脂肪・高タンパクの「和定食」がベター
ファミレスなどに行くと、目に映るのはハンバーグやフライなどの洋食。美味しいのですが、ちょっとまった。確かに、加工しているハンバーグやエビを揚げたフライにもタンパク質は含まれています。でも、それと同時に必要以上の脂質も摂取してしまっていることを忘れてはいけません。揚げ物や多くの油を使った炒めものは避けましょう。
バランスの取れているのが「和定食」。例えば、「生姜焼き定食」「肉じゃが定食」「焼き魚定食」などの定食系など。主食・主菜・副菜・汁物が揃っているため、タンパク質・脂質・炭水化物の三大栄養の他に、ミネラルやビタミンもバランス良く摂取しやすいメリットがあります。あえて定食しばりにしたのは、丼ものなど一点物が含まれてしまうから。確かに手軽に食事ができますが、偏った栄養摂取となってしますので、なるべく定食を選ぶよう意識しましょう。どうしても、という時には、ひじきや酢の物などの副菜(サイドメニュー)を追加すると良いでしょう。
洋食や中華を食べる際の注意点
一人外食なら、ルーティーンを守りやすいのですが、チームメートや友人と洋食や中華を食べる時もあるでしょう。また、和食ばかりでは飽きてしまって、好きな洋食や中華を食べたくなることもあるはずです。

もちろん食べても問題ありません。しかし、気をつけることはあります。洋食では見えない脂質。バターがたくさん使われている料理や、サラダにかかっているドレッシングなど、目には見えないところで脂質が使われています。なるべく加工されていないものを選びましょう。お肉なら赤身のような脂質が少ないところを選んだり、ドレッシングも和風系のノンオイルのものを。
中華の場合は、やはりカロリーが気になります。中華料理は大量の油ととろみをつける片栗粉を使っている場合が多く、太りやすメニューが主役を張ります。ラーメンとチャーハンの「ラーメンセット」は、まさにそれです。和定食と同じように、酢豚や回鍋肉、チンジャオロースのような野菜も同時に食べられるメニューを定食で頼むのをオススメします。
外食を多く利用している独身アスリートの皆さん。最近は外食で何を食べましたか。
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