JFLの現在
日本フットボールリーグ(JFL)、カテゴリーはJ1、J2、J3に次いだ4カテゴリー目だ。
Jリーグ入りを目指す選手、社業の傍らプレーする選手、Jリーグで夢破れた者まで様々な選手が所属しているアマチュアのトップリーグである。
2016年~2018年の直近3年間は、「Honda FC」が優勝、3連覇を果たし、現在も11勝3分2敗で首位(2019年8月12日時点)をひた走っている。
JFLは優勝すればJ3に昇格できるわけではなく、様々な要件を満たす必要がある。スタジアム要件、ライセンス基準、年間事業収入が1億5,000万円以上かつ、債務超過ではないことなど、一言で片づける事ができないほどの要件がある。
JFLの今後
現在JFLに参戦しているチームでJリーグ入りを目指しているチームは5チーム。ラインメール青森、東京武蔵野シティFC、奈良クラブ、FC今治、テゲバジャーロ宮崎である。奈良クラブとFC今治は既にJ3ライセンスが交付されている為、今シーズンの最終順位が「4位以内」になれば、J3への昇格の可能性が高い状態。
では、3連覇を果たし、現在も首位を走っているHonda FCはどうなのか。過去にJリーグ入りを目指していた時期はあったようだが、現在はチームとしては目指していない。ここがJFLのおもしろいところだと筆者は感じている。
プロと違い伸び伸びプレーしている選手が多い印象で、見ていて実に楽しい。時にとんでもないスーパーゴールも見ることができる。
現在Jリーグから多くの若手選手が世界へ羽ばたいている。JFLから羽ばたく選手もいるのでは、と真剣に考えながら試合を観戦している。
現在はアマチュアのトップリーグという位置付けだが、天皇杯ではJ1リーグ所属のチームにも勝利することもあり、少しずつJFLの現在地も変わってきている。是非多くの人に現地で観戦をオススメしたい。JFLでは、毎年キャッチフレーズを設定している。2019年度は、「ひらめきを磨け!」
数多くのひらめきあるプレーを見せ、ファンを増やして欲しいものだ。
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