小野伸二が札幌に残したもの

8月8日時点でJ1リーグ21試合を終え、勝ち点21の8位につける北海道コンサドーレ札幌の移籍情報をお届けします。

小野伸二移籍の理由

今夏北海道コンサドーレ札幌にとって、今までにない衝撃が走りました。

チームのまとめ役として6シーズンをプレーしたベテラン小野伸二選手がFC琉球へ移籍したのです。

若くして天才と称され、オランダリーグ、ドイツ・ブンデスリーガ、オーストラリアリーグで活躍した小野伸二選手は、14年6月に札幌に加入。

当時J2中位に位置していた札幌にとって、元日本代表の加入は主力として活躍されることが期待されました。

札幌は14年6月に小野が加入して以降、16年にJ2優勝。17年には16年ぶりにJ1残留を果たし、昨年はJ1でクラブ史上最高の4位に躍進しています。そんな中、小野伸二選手は6年で62試合2得点と試合出場は1年で10試合ペース。

3~4試合に1試合しか出場していません。

小野伸二選手は古傷のケガに悩まされ、股関節の痛みにも苦しみ、試合から遠ざかっていました。今回、札幌を離れる理由は出場機会を増やすためです。

そんな小野伸二選手ですが、6年間は充実した時間だったようで、クラブ社長の野々村芳和氏は将来、札幌に小野伸二選手が帰ってくると予想しています。

理由は小野伸二選手が試合以外で、チームに高い貢献をしてきたからです。

語学が堪能な小野伸二選手は、外国人選手と積極的にコミュニケーションを取って日本人選手との壁を取り除き、チームの良好な状態に貢献してます。

練習では未だに圧倒的な技術力を発揮。若手選手にとって、練習に臨む姿勢、卓越された技術は良い刺激となり、小野伸二選手を見て育った世代が現在チームの中心となっています。

今シーズンレギュラーポジションを獲得した荒野拓馬選手は、ユース時代に10番をつけた司令塔タイプの選手。技術では敵なしだった荒野選手が、小野伸二選手とともにプレーするうちに、その技術に感服。守備面で献身的なハードワークも心がけるようにし、見事な変貌を遂げました。

その評価がFC琉球の目に止まったのです。

ここ数シーズンほとんど試合に絡めていないのにもかかわらずオファーを出したFC琉球は、試合以外での貢献度を期待しています。札幌のサポーター、フロントが今もなお小野伸二選手を高く評価している理由がうなずけます。

札幌からいなくなる寂しさもありますが、FC琉球に移っても大きな足跡を残してくれるに違いありません。

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