グラウンドで風呂、入っていますか?まだまだ暑いトレーニング後はアイスバスで!

夏休みももうすぐ終わりですが、残暑が厳しい今日このごろ。相変わらず30度を超える日が続くなか、各地ではスポーツ大会がまだまだ開催されています。猛暑が落ち着いたとはいえ、サッカーの試合において、プレー後の暑さ対策は、手を抜いてはいけません。

身体を冷やすだけでなく、代謝産物を排出するアイスバス

夏場の選手にとっては給水、そして体を冷やすということがとても重要となります。水分補給においては飲料水や各種スポーツドリンク、サプリメントなどさまざまな種類の商品が市販されていることもあり、アマチュアでも十分なケアが可能となっています。一方、身体を冷やすことにおいては専門のグッズも数少なく十分な処置はなされていません。

現在では簡易扇風機の設置やミストの噴射、おしぼりで首を冷やしたりうちわで仰ぐといったよう対処法がまだまだ主流です。最近では氷水をはったアイスバスに浸かるといったクールダウン法を行うチームも見受けられるようになりました。

アイスバスの効果は、身体を冷やすことと疲れを早く回復することができます。氷が溶け出す温度で身体を冷却すると、一度、循環不全の向かいますが、一定時間が過ぎると血流量は平常値まで回復。その後は一定値まで増加するという経過をたどります。

この現象は例えるならポンプで空気を送るようなもの。筋肉や関節内の痛みの原因となる、発痛物質や老廃物と呼ばれる代謝産物を、すみやかに排出する効果があります。結果として、疲労回復の促進に繋がるのです。

今ではインターネット通販でも買えるようになったアイスバス。試合やトレーニングでも選手たちが、より良いパフォーマンスを発揮できるよう、夏場でも短時間でしっかりと身体を冷却する工夫をしましょう!

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