コロナ禍が収束するまでは、トレーニング中でもできる限りソーシャルディスタンスが取れるメニューを用意しておくことが大切です。
「チームだとそういう訳には……」
安心して下さい。見つけました。
選手には小さなコーンを2つと2mほどの幅があればできてしまいます!
5つあるので、すべて行うだけでも結構なトレーニングになります。
動画=YouTube:Treino de Agilidade Com Apenas 2 Cones! | Offseason Ep.7
全身を使う+呼吸を意識する
トレーニングを始める前に押さえるべきポイントがあります。
①呼吸を止めない
動作中は呼吸を続けるようにしましょう。動画では大きな呼吸をしていますので、どのタイミングで息を吸って吐けば良いのかわかると思います。
②全身を使う
全身の力を使うことで、パワフルに体に余計な負荷がかからずに動くことができます。「バランスが必要な時に腕を広げているか」「十分に膝は上がっているか」など、全身を上手く使えているか確認しましょう。
上記はすべてのトレーニングに共通しているポイントですので、常に意識するようにしましょう。
トレーニング1
1番のトレーニングでは、コーンの周りを8の字に回っています。腕を振り、腿をあげながら素早く動くことで、全身でパワーを生み出すことができます。ここでポイントとなるのは、息を大きく吐きながら動くこと。そうすることで、体に酸素を回し、よりトレーニング効果を発揮することができます。
トレーニング2
2番のトレーニングは、サイドステップでコーンを8の字に回ります。この時意識するのは、腰をやや落とした姿勢で下半身を安定させ、より細かいステップで回ることです。
トレーニング3
3番のトレーニングは、コーンを横に置き、腿をあげて飛び越える方法です。端まで飛んだら2〜3秒キープします。こうすることでバランスと体幹を鍛えることができます。
トレーニング4
4番のトレーニングでは、横ではなく前後の動きに変わっています。2つのコーンの真ん中から後ろでスタンバイ。素早く斜め前に出てコーンの横でフロントランジし止まります。前に出た時に背中を丸めずにしっかりと止まることで、下半身だけでなく上半身にも刺激がいきます。
トレーニング5
5番のトレーニングは、細かい動きではなく、大きなモーションで2つのコーンを一気に飛び越えるラテラルジャンプ。着した時にしっかりとバランスを取りながら力をため、反対側に大きくジャンプします。呼吸をするのを忘れずに。
動き方や動くスピードに変化をつける
動画では、2つのコーンだけで、様々な動きを紹介していました。1から5までありましたが、どれもトレーニング中は動きにメリハリがありました。
やる時は100%で休憩の時はしっかりと体を休める。
コンディショニング系のトレーニングは単に一生懸命やるのではなく、何を目的としてやっているかを明確にしながら取り組むことで、実戦で生きる体になっていきます。
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