ポイントは目線・背中・腕・つま先
ラダートレーニングを取り入れているチームも多い反面、動作だけを行っている選手もいます。
ラダートレーニングは身体のコーディネーションを向上させる効果があります。ただそれには、いくつかポイントがあり、選手自身も意識して行うことが大切です。
ラダートレーニングにはたくさんのバリエーションがありますが、基本的なフォームはほぼ変わりません。
顔をできるだけ上げる
サッカーの試合中、地面を見ながらプレーをすることはないので、周りを見る姿勢と同じくラダートレーニングをしているときも、できるだけ顔を上げて行うようにしましょう。
また顔が前に出ると背中が丸くなって、スピードが出なくなります。
胸を軽く張って背中にアーチをつくる
上半身を支える背中は、緩やかなアーチを作ることでうまくバランスが取れるようになっています。思い切り胸を張る必要はありませんが、肩と耳たぶが同じライン上にあるくらいに張り、肩甲骨が軽く中央に寄っているのを意識しましょう。
腕は脚と連動する
サイドステップなどを除き、基本的に腕は脚と連動して振ります。ラダートレーニングをやると上半身をガチッと固めて動作をしている選手がいますが、上半身が緊張していると前進のパワーを使ってプレーができなくなるので、はじめはスピードよりも上半身と下半身の連動が正しいかを確かめましょう。
踵を上げてつま先だけで踏む
足が地面に設置している時間が短いほど、素早く柔軟に動くことができます。そのため、踵を上げてつま先だけで動作をするようにしましょう。
動画=YouTube:子どもの足が速くなる!|ラダートレーニング初級編 |かけっこ対策
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