【喫煙サッカー選手】喫煙はスポーツの運動能力やパフォーマンス低下に大きく関係している

スポーツ選手における喫煙とパフォーマンスの関係

喫煙は体にダメージを与えるだけでなく、スポーツのパフォーマンスにも大きく影響します。

しかし、吸うのはよくないと知っていても、具体的に喫煙することによって、どんなことがパフォーマンスに影響するのか知らない方もいるのではないでしょうか。

そこで、喫煙するこどスポーツ能力やパフォーマンスにどう影響していくのか、詳しく解説していきます。

喫煙はスポーツ能力・パフォーマンスを低下させる

Photo:Pixabay.com[geralt]

まずお伝えしたいことが、喫煙はスポーツ能力やパフォーマンスを低下させるものであるということです。

ここでは、具体的にどんなデメリットがあるのかご紹介します。

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デメリット①:有酸素系の運動能力の低下

こちらはご存知の方も多いかと思いますが、喫煙することにより有酸素系の運動能力が低下します。

サッカーやバスケなど、1試合を通してスタミナがなければいけないスポーツは多くありますが、運動能力が低下していると1試合走れるスタミナがなくなってしまうのです。

なぜ有酸素系の運動能力が低下してしまうのか、その原因がたばこの煙に含まれる有害物質の一酸化炭素です。

下記に詳細をまとめてみました。

酸素を運ぶヘモグロビンや酸素を受け取るミオグロビンとの親和性が、酸素よりもはるかに高くなっています。これが喫煙により体内に入ることで、ヘモグロビンやミオグロビンは酸素より一酸化炭素と結びついてしまうのです。

 

 これによって低下するのが、「最大酸素摂取量(VO2max)」と呼ばれる能力です。最大酸素摂取量とは、1分間に体重1kgあたり取り込むことができる酸素の量を示す数値であり、心肺持久力の指標として使われています。呼吸によって体内に取り入れた酸素は、糖や脂質からエネルギーを生み出します。酸素を取り込める量によってエネルギーを生み出せる能力は左右されます。喫煙によって血中の一酸化炭素が多くなることで、酸素を細胞へ運搬する能力が低下し、最大酸素摂取量が低下してしまうのです。

このようにたばこの煙が原因で有酸素系の運動能力が低下してしまうのです。

デメリット②:回復力の低下

喫煙は運動能力を低下させるだけでなく、回復力まで低下させてしまいます。

例えば骨折の怪我をしてしまった場合、喫煙している人としていない人では、治りの早さが違うと言われているのです。

先程お伝えした酵素の運搬量が少なくなることが原因ですが、そのほかにも喫煙することでビタミンCが大きく損失し、回復力を低下させてしまう要因にもなっています。

デメリット③:たばこへの依存

Photo:Pixabay.com[klimkin]

たばこは肉体的にも心理的にも依存してしまうため、喫煙することが習慣化されてしまいます。

多くの方がご存知かと思いますが、喫煙することで、肺がんや脳血管疾患のリスクが高まりやすくなるのです。

当然健康面はスポーツにとって美女に重要です。健康面に被害が出れば、それだけでパフォーマンスは大きく低下するでしょう。

また人によっては、たばこがなかなか吸えなかったりするとイライラしたり、どんなことも集中できなくなったりしてしまいます。

このように、喫煙は運動能力低下やパフォーマンス低下に繋がり、場合によっては選手生命に大きく影響してしまうかもしれません。

少しでも長くスポーツを続けたい方は、喫煙は控えた方がよいでしょう。

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