最強FW高原直泰〜40歳となった男は現在何をしているのだろうか〜

Takahara

スシボンバーからアマチュアサッカーチームの代表兼選手へ

若い頃から将来を期待されていた高原直泰さん。日本のサッカー史の中でも別格なFWであり、日本だけでなく、ドイツでも活躍されていました。近年ではドイツでプレーする日本人選手も多いですが、ドイツでの日本人選手の株を上げたのも、高原直泰さんでしょう。そんな高原直泰さんも今では40歳。選手としてはすでに引退していてもおかしくない年齢ですが、高原直泰さんは今何をしているのでしょうか。

高原直泰のサッカー人生

高原直泰さんは清水東高校時代から、その才能を高く評価されていました。アンダー世代日本代表にも招集され、高校卒業後にはジュビロ磐田に入団。開幕戦でいきなりゴールを決めるなど、ルーキーの頃からジュビロ磐田の中心選手としてプレーしました。2000年のシドニー五輪ではU-23日本代表として、中田英寿さん・中村俊輔さんらと共にプレーし、決勝トーナメント進出に大きく貢献。A代表にも選出されるようになり、アジアカップで優勝し、ベストイレブンにも選出されるなど日本を代表するFWとして活躍してきました。

2001年8月にアルゼンチンのボカ・ジュニアーズに移籍するも、翌年アルゼンチンの経済悪化の影響で契約解除となり、2002年シーズン開幕前にジュビロ磐田に復帰してからも中心選手として他を寄せ付けない圧倒的な強さを見せつけます。MVP・史上最年少得点王・ベストイレブンなど、個人タイトルを総なめにし、FWとして別格の選手へと成長していきました。

高原選手が所属していた1998〜2002年のジュビロ磐田には、元ブラジル代表キャプテンでW杯優勝メンバーのドゥンガや先日ジュビロ磐田のコーチに就任した中山雅史氏、名波浩元ジュビロ磐田監督など錚々たるメンバーが在籍していたため黄金期を迎えており、2度のJリーグ年間王者(当時は2ステージ制)やナビスコ杯優勝も果たしています。


動画: youtube[J.League 2002 Season MVP Naohiro Takahara]

2003年に高原選手はドイツの古豪ハンブルガーSVへ移籍します。ドイツでは当時最高のGKと評されたオリバー・カーン選手から得点を奪う活躍を見せ、ドイツメディアからは「スシボンバー」の愛称を付けられます。高原選手が所属していた時期のハンブルガーSVには、後にレアル・マドリーでも活躍する元オランダ大表のファン・デル・ファールトや元マンチェスター・シティのヴァンサン・コンパニが在籍していました。ちなみに、高原選手が所属していたハンブルガーSVは、2018年に2部降格が決定するまでブンデスリーガ創設以来2部降格を経験していない唯一のクラブでした。

2006年にはハンブルガーSVからフランクフルトに移籍し、2008年にJリーグへ復帰するまでの6年間でブンデスリーガ通算135試合25得点の記録を残してします。Jリーグ復帰後は浦和レッズ・Kリーグの水原・清水エスパルス・東京ヴェルディ・SC相模原と、チームを転々としながらプレーを続けていました。

高原直泰の現在


動画:youtube[サッカー×コーヒー栽培 高原直泰にゴン中山が聞く]

高原直泰さんは現在40歳。過去にはドイツや代表でも活躍してきました。そんな高原直泰さんは現在「沖縄SV」でプレーしています。40歳となった今でも、現役選手としてプレーを続けていました。

しかし、沖縄SVでは選手としてだけでなく、「クラブの代表」「監督」としても活動しています。沖縄SVは地域リーグ・九州サッカーリーグに所属しており、Jリーグを目指して活動しているクラブです。九州サッカーリーグは国内サッカー5部に分類され、Jリーグに参入するためにはまず地域リーグに優勝して全国地域チャンピオンズリーグに進出し、優勝もしくは2位になる必要があります。2020年シーズンの沖縄SVは、新型コロナウイルスの影響によりリーグ戦が中止となりますが、前年度の優勝チームとして全国地域サッカーチャンピオンズリーグに出場しました。結果は惜しくもグループリーグ3位でJFL昇格を逃しました。

沖縄SVはサッカー以外の取り組みにも力を入れています。2019年にはニコニコ動画で有名なドワンゴが運営する学校法人N高等学校と業務提携を発表したり、国産コーヒー農場作りを目指す「沖縄コーヒープロジェクト」を立ち上げたりしています。

高原直泰さんは自身の夢を叶えるため、選手として、監督として、そしてクラブの代表としても戦い続けています。いつか高原直泰さんが監督・代表を務める沖縄SVが、Jリーグに参入する日が来るかもしれません。今後の高原直泰さんに注目していきましょう。

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