J3は、ほとんどの選手がアマチュア契約
J3の選手はどれほどの月収・年収を受け取っているのでしょうか。J1の選手との年俸の差は大きいと言われています。そこで今回はJ3の選手の月収例をご紹介しながら、J3の選手がどれだけ稼げているのかについて見ていきましょう。
J3リーグの実情とは?
J3のクラブは「プロ契約選手の保有人数が3人以上」という規定になっています。
プロとアマチュアの割合はチームの状況によって違ってきますが、実際にはほとんどの選手がアマチュア契約で、サッカースクールのコーチなどのアルバイトをしながら生計を立てているのが実情です。
そんなアマチュア契約の選手の月収例をまとめてみました。
J3の月収例
【月収】
・20万円
【内訳】
・チーム支給(スクールコーチ代込み)
=12〜13万円
・他のスクールコーチ代
=3〜4万円
・テレフォンアポインター
=1〜2万円
こちらの例を見てみると、まず本業のサッカープレーヤーとしての給料は12〜13万円となります。しかしチームのスクールコーチ代も加算されているため、その金額を除けば純粋な収入額は10万前後になるかもしれません。
その他にアルバイト(副業)として、他のスクールコーチとテレフォンアポインターを掛け持ち。アルバイト代で4〜6万円になります。
J3の選手のほとんどが、プレーヤーとしての給料が少ないためアルバイトを掛け持ちしながら生活しているのが現状なようです。
J3ではフリーター程度の月収しか稼げない
月収例を見てみると、J3のほとんどの選手がフリーター程度の月収しか貰えていません。選手としてプレーしながら他のアルバイトも掛け持ちしているため、普通のフリーターよりも時間的にも体力的にも厳しい日々を過ごしているのではないでしょうか。
J1のプロ契約選手は、平均年俸が2000万円を超えています。しかしJ3での数少ないプロ契約の選手は、元J1リーグなどで活躍した知名度のある選手の場合でも年俸は300~400万円が限界だといわれています。プロ契約選手であっても、J1とJ3では大きな差があることがわかります。
子供の将来の夢でも必ず上位にランクインするサッカーですが、現実はとても厳しくそれなりの覚悟を持ってプレーしなければならないでしょう。
◆関連記事◆
J3の選手のリアルなお金事情〜サッカーだけでは食べていけない現実〜
サッカーコーチで食べていけるのか?年収と働き方を考えてみた
地域リーグ・都道府県リーグなどのアマチュア選手のお金事情とは
コメントを残す