目まぐるしい変化の中で選手にとって大事なことは何なのでしょうか?
ポゼッション・カウンター・ゲーゲンプレス…。サッカーには多くの戦術が存在します。Jリーグや日本代表でも、監督によってフォーメーションや戦術が変化し、選手たちは対応できる能力がなければ生き残ることは難しくなります。しかし戦術やフォーメーションもどんどん新しいものができ、サッカーは常に進化を続けています。目まぐるしい変化の中で選手にとって大事なことは何なのでしょうか。
サッカーの本質を理解すること
【サッカーの本質とは何か】。それは「相手よりも多くゴールを決めること」。戦術とはあくまでゴールを決めるための過程であり、戦術的なチームが必ず勝つ訳ではありません。相手よりも1点でも多く得点を決めたチームが勝つのです。
近年では中学・高校生はもちろん、小学生でも戦術的なサッカーをするチームが増えてきました。しかしどことなく戦術にこだわるがあまりサッカーの本質、一番大切なことを忘れている子が育っているように感じます。
日本代表ではストライカーがいない。と昔から言われていますが、これはストライカー不足の問題だけではないように思えます。ゴールを決めるのは決してストライカーだけの仕事ではありません。MFでもDFでもゴールを決められる選手・ゴールを目指せる選手でなければいけません。「選手1人1人のゴールへの意識」この部分の差が、世界との差なのではないでしょうか。
サッカーを始めたての頃、ゴールを決めたときの喜びはとても大きいものです。またゴールを決めたいという一心で、ボールを蹴りボールを追いかけます。ある意味サッカーを始めたての頃の方が、サッカーの本質を最も理解しているのかもしれません。
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Photo:unsplash.com【@bayleejadegramling】
あくまでゴールを決めるための戦術
戦術とはゴールを決めるための道標のようなもの。ポゼッションでもカウンターでも、最終的なゴールは得点することです。どのポジションで出場しても、サッカーの本質は変わりません。
多様な戦術の中でも生き残るためには、この最終地点を忘れないこと。そうすることで、より戦術を理解しプレーできるようになるのではないでしょうか。
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