幼少期のサッカーで上手いと言われる子供には、「足が速い」「ボールを持ったらゴールまで突き進む」「体が大きい」など、わりと分かりやすい特徴がありますよね。
そんな幼少期を超え小学生の高学年や中学生位になってくると、この上手い子供の条件が変わってきます。
上に上げた特徴だけでは試合に勝てませんし、上手いとは言えなくなってしまうのです。
学年が上がるにつれて難しくなってくる少年サッカー、上手くなるにはどうしたらいいのでしょうか。
周囲を見渡し連携を取る
少年サッカーにおいて、成長と共に必要になってくるのが、全体を見渡せる力や連携力。
目の前のボールしか見ずがむしゃらに走るプレーでは徐々に試合に勝てなくなりますし、子供自身のサッカーのスキルも上達しなくなっていくでしょう。
勝つためには、自分のポジションの動き方や、チームメートの位置、相手の動きなどを逐一確認しながらプレーする必要があります。
如何に周りを見渡せるかがポイントですね。
自分がシュートを決めたい、ボールを持ちたい、このような気持ちが強く前面に出てしまう子供はワンマンになりやすく、チームとしての流れを妨げがちになるでしょう。
親も、我が子に活躍して欲しいがあまりに「自分でいけー!打て!」などと声援を送る事がありますよね。
試合中のこういった声はチーム全体の動きを見ていない場合が多いので、よくありません。
皆が一体となってボールを上手く回せば、ゴールのチャンスが生まれます。
個人プレーに頼るよりも、味方の位置を把握しパスを的確に出す。声を掛け合ってボールを回す。これが大切ですよ。
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