一つの競技「ばかり」だと運動能力が低下する!?スポーツの原点から子どもたちの発達を考える

国内にサッカースクールが普及したことによって、選手はよりスキルアップができる機会を手にしました。世界の育成年代のコーチから、日本のジュニア(・ユース)の技術が高く評価される要因に、このスクールの存在が影響しているのは確実でしょう。

ひとえにスクールといっても、指導内容は多岐にわたります。シュートやドリブルの技術系からフォワードやゴールキーパーといったポジション系まであり、さらにフットボールの要素を細分化した特別コースも用意しているスクールもあります。私のアカデミーでも、ゴールキーパースクールなどを開設しています。

選手はチーム、スクール、そして先程紹介した特別コースなど、さまざまな環境でトレーニングを積むことができます。これにより、選手は技術だけではなく、運動能力も大きく向上するはずです。

しかし、スクールに通う選手の中には、競技に特化しないその他の動作が、極端に不自然なのを見かけることがあります。じつは、このように得意とする競技以外の動作が、不自然になってしまう「隠れ不器用」は意外と多くおり、私たち指導者や保護者が考えなければならい問題です。

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平川正城

平川正城(ひらかわまさき)神奈川県出身。ユース年代は「清商」の愛称で親しまれたサッカー名門校、清水商業高校(現清水桜ヶ丘高校)から、湘南ベルマーレへ。湘南-草津-Y.S.C.C.-SC相模原とJリーグクラブを渡り歩き引退。スポーツをとおして、日本の子どもたちと世界の架け橋になることを目的とした「MASAKI SPORTS ACADEMY(MSA)」を2013年に設立。現在は海外仕込みのメソッドを日本人向けに改良した独自の「MSAメソッド」を確立し、日本全国のMSAにて子供達へ伝えている。JFAこころのプロジェクト「夢先生」も務める。