皆さんは代理人という職業を知っているでしょうか?
近年では「エージェント」とも呼ばれ、海外に移籍する選手とクラブを繋ぐ架け橋になるような人達のことをいいます。
具体的には
- 選手の情報提供
- テスト参加のスケジュール調整
- テスト無しで契約できるかの交渉
- 待遇面の交渉などをクラブ側と行い
- 選手の契約をサポート
- 良い待遇でプレー出来るように動いたりする
上記のような活動が主な仕事です。
今回は、そんな代理人の事を4つのタイプに分類して、詳しく紹介していきたいと思います。
Photo:unsplash.com【@itssammoqadam】
①先に代理人手数料を貰ってからサポートする代理人
最近よく見かける代理人の殆どが、これに当てはまります。
代理人が連れて行った選手の評価があまり良くなかった場合、クラブからもう選手を連れてこないでくれと言われてしまうリスクを抱えています。そのため、選手を自らのコネクションでクラブに連れて行くときは、先にまとまった金額の手数料を受け取ってからサポートをします。
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②契約金&月々のサラリーから数%を支払ってもらうことを約束し、サポートする代理人
海外の代理人に多いのですが、クラブとの契約が決まったら契約金の数%及び、月々のサラリーの数%を選手から支払ってもらうというものです。
代理人がその選手の事を将来性のある選手と見込んでいる場合、この契約を結ぶパターンが多くみられます。
これらの代理人は、選手の給料の数%が自分の報酬になる為、あまり稼げそうにないと判断した選手とは契約を結びたがらないのが一般的です。
高額の年俸が見込める、トッププロ選手との契約に重きを置いていると言えるでしょう。
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③.①と②を合わせた代理人
はじめに代理人手数料を受けとりますが、そのあとから良い選手だと判断したら本契約に乗り出すパターンもあります。
できるだけ手数料を得ようとする、ビジネスライクな代理人といえます。
④費用一切なしのボランティア代理人
ビジネスライクな代理人がいる一方で、ボランティアでチーム探しをサポートしている代理人も存在します。
過去には様々なクラブとの繋がりを持った日本人の代理人が、夢を持ってドイツへ渡ってきた日本人選手の為にチーム探しのサポートをしていたという例もありました。
ただ、費用一切なしの場合、何かあった時の責任は一切持ってもらえないので注意が必要となります。クラブを紹介すると言われてもそれが事実でない場合もあるようです。
日本ではあまり馴染みのない代理人制度ですが、海外では一般的な存在のようです。手数料をとる代理人だけでなく、ボランティアでサポートをしてくれる代理人もいるとは、海外の代理人層の厚さを感じます。
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