Jリーグへの視線も集まるように
カズこと三浦知良がイタリア・セリエAジェノアに移籍し、開幕戦でACミランのバレージと対峙した頃。
中田英寿がローマで日本人初のセリエA優勝を果たした頃。
あの頃は考えらえないほど、今では海外組で日本代表が組めるほど、多くの日本人選手が海外で活躍するようになっています。
これだけ多くの日本人がヨーロッパなど海外で活躍しているおかげで、海外のクラブからの日本人選手を見る目も変わってきており、国内リーグのJリーグも注目されるようになってきています。
そのため、ドイツの移籍専門サイト『transfermarkt』が発表している推定市場価格にも未来を担うJリーガーの名がランクインしています。
推定市場価格、日本人ベスト30
1位 久保建英(ヘタフェ) 2000万ユーロ(約25億円)
2位 冨安健洋(ボローニャ) 1800万ユーロ(約22億5000万円)
3位 鎌田大地(フランクフルト) 1600万ユーロ(約20億円)
4位 南野拓実(サウサンプトン) 1000万ユーロ(約12億5000万円)
5位 遠藤 航(シュツットガルト) 800万ユーロ(約10億円)
6位 堂安 律(ビーレフェルト) 700万ユーロ(約8億7500万円)
6位 中島翔哉(アル・アイン) 700万ユーロ
8位 伊東純也(ヘンク) 650万ユーロ(約8億1200万円)
9位 酒井宏樹(マルセイユ) 550万ユーロ(約6億8750万円)
10位 吉田麻也(サンプドリア) 380万ユーロ(約4億7500万円)
11位 奥川雅也(ビーレフェルト) 350万ユーロ(約4億3750万円)
12位 武藤嘉紀(エイバル) 280万ユーロ(約3億5000万円)
12位 森岡亮太(シャルルロワ) 280万ユーロ
14位 浅野拓磨(パルチザン) 250万ユーロ(約3億1250万円)
14位 橋本拳人(ロストフ) 250万ユーロ
14位 菅原由勢(AZ) 250万ユーロ
17位 原口元気(ハノーファー) 220万ユーロ(約2億5000万円)
17位 鈴木優磨(シント=トロイデン) 220万ユーロ
19位 仲川輝人(横浜) 200万ユーロ(約2億5000万円)
19位 塩谷 司(アル・アイン) 200万ユーロ
19位 乾 貴士(エイバル) 200万ユーロ
19位 昌子 源(G大阪) 200万ユーロ
19位 香川真司(PAOK) 200万ユーロ
19位 鈴木武蔵(ベールスホット) 200万ユーロ
19位 三好康児(アントワープ) 200万ユーロ
26位 清武弘嗣(C大阪) 190万ユーロ(約2億3750万円)
27位 古橋亨梧(C大阪) 180万ユーロ(約2億2500万円)
27位 久保裕也(FCシンシナティ) 180万ユーロ
27位 谷口彰悟(川崎) 180万ユーロ
30位 三笘薫(川崎) 160万ユーロ(約2億円)
30位 三竿健斗(鹿島) 160万ユーロ
(2021年2月時点)
上位は変わらない顔ぶれとなっています。注目が集まっているのは、5位の遠藤航が現在、ドイツ・ブンデスリーガシュツットガルトにて、キャプテンマークを巻いて連続出場中で「デュエルの王様」とまで称えられている当たりの強さで評価がうなぎ上りし、推定市場価格も比例して上昇中なことでしょう。
注目は三苫薫!海外移籍も時間の問題か!?
注目は、30位にランクインした川崎フロンターレの三苫薫
この推定市場価格は、選手の能力や実績、年齢、過去の移籍例などを総合的にジャッジして弾き出される評価額のため、極東のJリーグ所属、しかもまだ2年しか実績のない若手がランクインしているのは異例中の異例と言えます。
青田買いをしたい海外勢クラブが、三苫薫にスポットライトを当てているのは間違いないでしょう。
三苫薫の武器といえば、視野が広く、変幻自在のドリブルから前へ前と突き進む突破力です。
特に大柄なディフェンダーが多いブンデスリーガではすぐにフィットしそうな感じもあり、コロナの収束状況にもよりますが、今夏の移籍市場を盛り上げるひとりになるかもしれません。
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