森山泰行の現在~名古屋のスーパーサブは現役引退後、再び現役選手になる!?〜

名古屋グランパスエイトのスーパーサブとして活躍した森山泰行(もりやまやすゆき)選手。途中出場が多かったのにも関わらず、チームにたくさんの得点をもたらしました。

Jリーグ創世記、名将アーセン・ベンゲル監督のもとで、その才能を遺憾なく発揮しました。

身長171cm、体重72kgと小柄ながら、高い打点のヘディングシュートには定評がありました。

2020年現在、51歳となった森山泰行選手は一体何をしているのか、経歴を追いながら見ていきましょう!

森山選手の中学時代から見ていきましょう>>

高校選手権では負傷しながらも気迫あふれるプレーで感動を呼ぶ

全国中学校サッカー大会3位に輝くなど、中学時代からフォワード活躍。帝京高校時代には天才・磯貝洋光とともに躍進し、高校3年次の高校選手権では5得点を記録します。準々決勝の東海大一高戦の試合中、負傷した頭部を包帯で覆いながらプレーしたシーンは、多くの人が感動しました。

動画=YouTube:1987年度 高校サッカー 準々決勝

大学卒業後はプロへ。2008年までで7クラブを渡り歩く

進学した順天堂大学でも3年のときに、関東大学リーグ得点王になるなど順調にステップアップを遂げ、卒業後は名古屋グランパスエイトへ鳴り物入りで入団を果たします。

名古屋ではスーパーサブとして1994年から3シーズン連続で二桁得点を挙げるなど、高い得点力を見せつけます。

ベルマーレ平塚へのローンを経た後、1998年には海外挑戦の夢を果たすべく、スロベニア・リーグ強豪のヒット・ゴリツァに移籍。そこでもゴールを決め、強豪チームへの移籍話は上がったものの、内戦の影響で実現はせずJリーグに復帰します。

復帰後は、広島、川崎、古巣の名古屋などを渡り歩き、2008年にFC岐阜で現役引退をします。

引退後は指導者の道へ

引退後は、故郷である岐阜にサッカー文化を根付かせるため奔走。特に現在のFC岐阜のJリーグ参入に尽力しました。しかし、FC岐阜の財政難により、当時務めていたアドバイザーの契約を解いた森山選手は、育成に専念。2009年にはJリーグのクラブで指揮が取れる最高ライセンスS級を取得しましして、解説者や母校帝京高校のコーチ、浦和学院高校の監督などを行っていました。

YouTube:帝京高校サッカー部/森山泰行コーチ

普通ならここで終わりなんですが……

カズだけじゃない! まさかの現役復帰、五十路を超えた51歳となった今もピッチに立つ!!

普通の選手ならばこのまま指導者人生をまっとうしますが、森山泰行選手は違います。

2018年夏に愛知県岡崎市で活動するJFL所属のFCマルヤス岡崎から強化担当就任のオファーが来たことがきっかけで、まさかの現役復帰を果たしてしまいました! Jリーグでは三浦知良選手が53歳でプレーしていますが、こちらは一度引退してからのカムバック!! なんとも強烈なニュースです。

YouTube:サッカー元日本代表森山が現役復帰

つまり、森山泰行の現在は……、なんと現役サッカー選手でした。

会見では落ち着いた話口調ですが、練習では生き生きとした姿をしています。

森山選手はJリーグの下部リーグのJFLのため、対象からは外れてしまいますが、現在のJリーグ最高齢ランキングでは、

1位 三浦知良選手(横浜FC)53歳

2位 中山雅史選手(沼津)53歳

3位 伊東輝悦選手(沼津)45歳

となっているので、Jリーガー縛りをとった場合、カズやゴンの2歳下! 3位に入る順位なのです。

今季のJFLでは初戦※のヴェルスパ大分戦にベンチ入りしたものの、それ以降メンバーに入っていません。

51歳! それでも一度でもいいので、数分でもいいので、森山選手のプレーを見たいです!!

※第1節〜第15節は新型コロナウイルスの影響で開催しておらず、第16節が事実上の初戦となります。

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