情報誌に載っているJリーガーの年俸は本当か? 元Jリーガー那須大亮が語るサッカー選手の年俸事情を紹介!!

海外リーグのスター選手たちの年俸高騰にともない、注目されることが多くなったJリーガーの給料事情。年俸がどのような仕組みになっているのか気になる方も多いのではないでしょうか。

そこで、那須大亮さんがさまざまな質問に答えている『YouTube』の動画の中から、年俸に関するお話についてまとめました。

那須大亮さんといえば、横浜F・マリノスや浦和レッズ、ヴィッセル神戸などJ1のクラブで18年間プレーしてきた選手。Jリーガーの給料についても詳しいはずです。

Jリーガーの給料がどのように支払われるのか、那須大亮さんの最高年俸はいくらだったのか見ていきましょう。

那須大亮さんの現役時代のプレー動画はコチラでチェック


動画:YouTube『浦和レッズ 那須大亮 Daisuke NASU ~全ゴール~ 2013

契約の内容は誰がどうやって決める?>>

Jリーガーは年俸制。契約内容は基本的にエージェントが行う

まず、年俸がどのように決まるかですが、年俸や契約年数についてのクラブとの交渉はエージェントが行うため、選手がクラブと直接話し合うことはありません。エージェントに給料に関しての希望を伝え、クラブと交渉してもらうそうです。ただ、エージェントがいない場合は、選手がクラブと交渉します。

那須大亮さん曰く、サッカー選手として、リーグやカップ戦などのタイトルを獲ったことがあること、代表に選ばれた経験があることで、おおよその年俸額のラインが決まるそうです。

また、基本給以外にもボーナスがあり、試合に勝つと貰える勝利給は、出場時間やベンチ入りしたかどうかで貰える金額が決まります。その他にも、選手によっては得点給・無失点給などが支払われることがあるそうです。

年俸は12分割され、ボーナスとともに毎月支払われます。そのため、那須大亮さんは年俸というよりは月収が増えたことで、給料が上がっていったことを実感していたそうです。

メディアに載っている情報はあくまでも予想>>

巷媒体に載っている選手年俸情報はあくまでも予想の範疇

動画内では明言していませんが、サッカー選手のお金に注目したサイト「サカマネ.net」によると、那須大亮さんの最高年俸は2011年ジュビロ磐田在籍時の4500万円。当時は、ジュビロ磐田でキャプテンを務め、2010年にはナビスコカップで優勝を果たすなど、チームの中心として活躍していました。

最近ではJ1の平均年俸は3500万円近くとなっています。ただ、2010年のJ1日本人選手の平均年俸は1850万円とされており、日本代表の選手でも5000〜6000万円ほど。

動画内で那須大亮さんは「8500万円より貰っているか」のハイアンドロー質問に「LOW」と答えています。インセンティブを抜いての回答なので、もしこれを含めたらいっている可能性はあります。

ただ、那須大亮さんが言うには、巷にある選手の年俸情報には実際の金額とかなり異なる場合があるということ。今までの様々な選手の年俸情報やクラブの資金力から、予測として算出しているようです。

参照:「那須 大亮選手(ヴィッセル神戸)の年俸情報『サカマネ.net』

やっぱりサッカーで生きていくのは簡単じゃない!>>

サッカーで飯を食っていくのはやっぱり簡単ではない!

Jリーガーの年俸は、超完全実力主義です。活躍次第で次の年に2倍・3倍になることがあれば、半分以下になってしまうこともあります

那須大亮さんのように活躍し続ければ高年俸を維持できますが、ケガで出場機会を失ったり、評価されないプレーを続けてしまった場合、あっという間に減給や最悪の場合、解雇という形になってしまいます。

プロサッカー選手という職業には夢がある分、給料に関しては厳しい現実があることがわかりますね。

【参照】

サッカー選手の年俸は安いのか 小さい市場規模、テレビ放映権料でも格差(BIGLOBEニュース)

ワークデータ.com

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