攻撃的守備と甘いマスク、浪速のイタリアーノ
ガンバ大阪とヴェルディ川崎で活躍した元日本代表GKの本並健治さん。GKとしての実力に加え、甘いマスクと身長の高さでファンを魅了し、「浪速のイタリアーノ」という愛称がつけられました。
そんな本並健二さんは、2020年9月に元なでしこジャパンの丸山桂里奈さんと結婚を発表し話題を集めています。2001年に引退した本並健二さんですが、現在はどのような活動をしているのでしょうか。
◆関連記事◆
松波正信の現在。サポーターに愛され「ミスターガンバ」となった男
ガンバ大阪とヴェルディ川崎で守護神として活躍
動画YouTube=『編集部が選ぶ90年代のイケメン選手!TOP10 PLAYERS:90年代のイケメン選手編』
※本並健二さんのプレーは動画の2:30〜2:54
本並健治さんは、大阪商業大学から日本サッカーリーグの松下電器産業サッカー部(現ガンバ大阪)に入団し、社員として働きながらプレー。この時期にプレミアリーグのフルハムへ留学しています。
Jリーグ開幕後はガンバ大阪の守護神として、セービング能力や攻撃的な守備ともいわれる積極的な飛び出しを武器に活躍しました。
しかし、Jリーグ開幕初年度の試合で、本並健治さんは相手選手と競り合い負傷してしまいます。負傷後も交代することなく試合に出場し続けましたが、実はその時、腎臓破裂の重傷を負っていました。選手生命だけでなく命の危険があるほどの大怪我だったそうです。
驚異の回復力で7か月後に復帰した本並健治さん。1994年には日本代表にも選ばれています。その後1997年にヴェルディ川崎(現東京ヴェルディ)へ移籍し、2001年に引退するまでJリーグのトップレベルで活躍を続けました。
引退後は指導者や解説者として活動
現役を引退した本並健治さんは指導者の道へ進みました。大学や高校のサッカー部のコーチを経験し、2005年には日本サッカー協会公認S級指導者ライセンスを取得しています。
2012年には、なでしこリーグのスペランツァ大阪高槻の監督に就任。4年半に渡りチームを指揮しました。その後も、高校サッカー部のコーチやジュニアの指導など、若い世代の育成に携わっています。
さらに、本並健治さんは解説者としても活躍。海外のリーグなどを担当しています。
元なでしこジャパンの丸山桂里奈さんと結婚
本並健治さんは2020年9月に、元なでしこジャパンの丸山桂里奈さんと結婚しました。
丸山桂里奈さんといえば、2011年の女子W杯に出場し優勝に貢献。現在はタレントとしてさまざまなテレビ番組に出演し人気を集めています。
2人の出会いはスペランツァFC大阪高槻時代。当時は、本並健治さんが監督で丸山桂里奈さんが選手という立場でしたが、2019年のテレビ番組での共演を機に仲を深めていったそうです。
元日本代表同士の結婚ということで、サッカー界のみならず芸能界や世間からも祝福の声が寄せられています。
本並健治さんは、選手生命に関わるほどの大怪我からもすぐに復活するほどの人なので、今後もどんな壁でも乗り越えていくことでしょう。本並健治さんと丸山桂里奈さんには明るい家庭を築いてほしいですね。
◆関連記事◆
松波正信の現在。サポーターに愛され「ミスターガンバ」となった男
コメントを残す