スピードとドリブルを武器にJリーグ創世記に活躍した山田隆裕さん。その才能は早くから開花し、清水商業時代には高校No.1選手とも呼ばれていました。
山田隆裕さんは実力と端正な顔立ちから人気となり、日本サッカーを引っ張っていく存在として期待されていましたが、クラブからの給料減を理由に代表を辞退することもありました。
そんな常識にとらわれない山田隆裕さんは2003年に現役を引退。現在はどのような活動をしているのでしょうか。
◆関連記事◆
松波正信の現在。サポーターに愛され「ミスターガンバ」となった男
Jリーグ開幕とともに若手のスターとして活躍
動画:YouTube『第71回天皇杯決勝 読売クラブvs日産自動車 2/2』
※山田隆裕さんの天皇杯決勝での得点シーン(7:05〜)
山田隆裕さんは1991年に清水商業高校から日産自動車サッカー部(現横浜F・マリノス)に入団。スピードとドリブルを武器に活躍し、Jリーグが始まると若手のスターとして人気を博しました。
その後、京都パープルサンガとヴェルディ川崎(現東京ヴェルディ)を経て、2000年にJ2のベガルタ仙台に移籍。ベガルタ仙台ではクラブのJ1昇格に貢献し、2003年に31歳で引退しました。
山田隆裕さんは高校生の頃からユース代表に選ばれ、1992年からは20歳という若さでA代表に呼ばれるようになりましたが、出場機会に恵まれることがなく、代表での出場数は1試合のみとなっています。
◆関連記事◆
【レジェンドたちの年俸シリーズ①】こんなに貰ってるの!?「キングカズ」こと三浦知良の年俸まとめ!
引退後にメロンパン屋を始めるも失敗
![©Photo:pixabay.com[h061152]](https://sakareko.com/wp-content/uploads/2020/09/melon-bread-2394644_1280-1.jpg)
Photo:pixabay.com[h061152]
しかし、2009年にメロンパンの生地を変えたことで売上が激減。フランチャイズのオーナーたちから加盟金返還や損害賠償を求める裁判を起こされてしまいます。
この裁判で山田隆裕さん側は敗訴し、約316万円の支払いを命じられました。この訴訟トラブルを機に、山田隆裕さんはメロンパンの移動販売業から撤退します。
◆関連記事◆
売上アップ?経費削減?チーム・スクールを円滑に運営する為の考え方とは
現役時代からビジネスについて学んでいた
![©Photo:pixabay.com[StartupStockPhotos]](https://sakareko.com/wp-content/uploads/2021/05/man-593333_1280-1.jpg)
Photo:pixabay.com[StartupStockPhotos]
うちは恵まれた家庭じゃなかったから、僕は中学の頃からサッカーをしながら土木工事などのバイトもしていました。だから、将来、何か事業を起こしたいという考えは常にあったんです。(中略)現役の頃からビジネス書を読んだり、経営者や実業家の講演会に行くなど、いつも起業の準備だけはしていました。
引用:「元日本代表・山田隆裕がYouTuberに!?「メロンパン」から現在に至るまで」
子どものころの経験から、山田隆裕さんは現役時代にすでにビジネスを学び始めていました。メロンパン事業では成功と失敗を経験しましたが、現在でも実業家としてチャレンジを続けています。
また、現在は「YouTube」で『TAKAちゃんTV【山田隆裕チャンネル】』を開設。日本サッカー界のレジェンドたちとの交流などを配信するYouTuberとしても活動しています。
いろいろな分野でアグレッシブに挑戦し続けている山田隆裕さん。今後もさまざまな活躍を見せてくれるでしょう。
動画:YouTube『Jリーグ レジェンドスター勢揃い!名波浩 礒貝洋光 本田泰人 久保竜彦 イベントに参加しました!』◆関連記事◆
松波正信の現在。サポーターに愛され「ミスターガンバ」となった男
【レジェンドたちの年俸シリーズ①】こんなに貰ってるの!?「キングカズ」こと三浦知良の年俸まとめ!
売上アップ?経費削減?チーム・スクールを円滑に運営する為の考え方とは
コメントを残す