後半となった夏休み。トレーニングや試合に励む選手は、充実感とともに疲労も蓄積されているだろう。
疲労とは肉体的なもの以外に、精神的なものも含まれる。夏休みは子どもにとって一区切りの単位として認識されやすい。そのため、日常にかかる負荷よりも重くなる可能性がある。学習塾の謳い文句「この夏、伸びる!」のように、日本では何かと夏というキーワードに絡めて物事を圧縮して行いたい傾向がある。裏を返せば「それだけ負荷をかけますよ」ということなのだが。
子どもにとっては心身ともに休むこともトレーニングの一環。その一番の場所が家庭だろう。だが、サポート熱心な保護者は、子どもの日々の成長が知りたいもの。帰宅した子どもに質問攻めをしていないだろうか。

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