「キングカズ」の愛称でお馴染みの三浦知良選手。日本サッカー界の象徴ともいえる三浦選手は、53歳となった現在も現役のプロサッカー選手としてプレーしています。
2019年には自身の持つJ2最年長出場記録を更新。多くの新しいスターが誕生するサッカー界ですが、出場するたびに話題になるのは三浦選手だけでしょう。
そんな三浦選手の年俸はいったいいくらなのでしょうか。気になる三浦選手の年俸について紹介していきます。
三浦知良のこれまでの道のり
動画:YouTube『【三浦知良ベストプレー集 】DAZN Re-LIVE J.League Classic Match | V川崎v浦和(93年2ndステージ)』
プロサッカー選手になるため、高校を中退し単身ブラジルへ渡った三浦選手。下積み時代を経てサントスFCと契約し、プロとしてのキャリアをスタートさせます。ブラジルでは複数クラブを渡り歩きました。
1990年に日本代表に選ばれるため読売サッカークラブに移籍。Jリーグが始まるとブラジルで鍛え上げたドリブルやテクニックを駆使して活躍しました。
その後は日本以外にイタリア、クロアチア、オーストラリアでプレー。2012年には横浜FCに在籍しながらフットサル選手としても活躍し、フットサル日本代表に選ばれW杯にも出場しました。
2017年に50歳14日で決めたゴールはリーグ最年長得点記録となり、「リーグ戦でゴールを決めた最年長のプロサッカー選手」としてギネス記録にも認定されています。
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三浦知良の年俸推移
三浦選手がブラジルで初めてプロ契約をした1986年から2020年までの年俸をまとめました。
1986年 | サントスFC | 19歳 | 700万円 |
1987年 | マツバラ・CRB | 20歳 | 1000万円 |
1988年 | キンゼ・デ・ジャウー | 21歳 | 1400万円 |
1989年 | コリチーバ | 22歳 | 2000万円 |
1990年 | サントスFC | 23歳 | 1億円 |
1991年 | 読売クラブ | 24歳 | 1億5000万円 |
1992年 | ヴェルディ川崎 | 25歳 | 2億4000万円 |
1993年 | ヴェルディ川崎 | 26歳 | 2億4000万円 |
1994年 | ジェノア | 27歳 | 1億円 |
1995年 | ヴェルディ川崎 | 28歳 | 1億円 |
1996年 | ヴェルディ川崎 | 29歳 | 1億円 |
1997年 | ヴェルディ川崎 | 30歳 | 2億4000万円 |
1998年 | ヴェルディ川崎 | 31歳 | 2億6000万円 |
1999年 | ディナモ・ザグレブ | 32歳 | 2億9000万円 |
2000年 | 京都パープルサンガ | 33歳 | 8000万円 |
2001年 | ヴィッセル神戸 | 34歳 | 8000万円 |
2002年 | ヴィッセル神戸 | 35歳 | 7500万円 |
2003年 | ヴィッセル神戸 | 36歳 | 4500万円 |
2004年 | ヴィッセル神戸 | 37歳 | 4500万円 |
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2005年 | 横浜FC | 38歳 | 3500万円 |
2006年 | シドニーFC | 39歳 | 3500万円 |
2007年 | 横浜FC | 40歳 | 4000万円 |
2008年 | 横浜FC | 41歳 | 3500万円 |
2009年 | 横浜FC | 42歳 | 3500万円 |
2010年 | 横浜FC | 43歳 | 3500万円 |
2011年 | 横浜FC | 44歳 | 3500万円 |
2012年 | 横浜FC | 45歳 | 1700万円 |
2013年 | 横浜FC | 46歳 | 1500万円 |
2014年 | 横浜FC | 47歳 | 1300万円 |
2015年 | 横浜FC | 48歳 | 1000万円 |
2016年 | 横浜FC | 49歳 | 1000万円 |
2017年 | 横浜FC | 50歳 | 1000万円 |
2018年 | 横浜FC | 51歳 | 1000万円 |
2019年 | 横浜FC | 52歳 | 1000万円 |
2020年 | 横浜FC | 53歳 | 1000万円 |
参照:「MONY SEARCH」
これまでのキャリアで年俸が1番高かったのは1999年ディナモ・ザグレブ在籍時の2億9000万円、1番低かったのは初めてプロ契約をした1986年サントスFC在籍時の700万円でした。現在の年俸は1000万円で、この額は2015年から変動していません。
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三浦知良が与える影響
三浦選手の2019年の公式戦出場はJ2リーグ3試合、天皇杯2試合。Jリーガーの平均年俸(J1:約3500万円、J2:約400万円)と比べて考えると、年間を通して公式戦5試合にしか出場していない選手としては、1000万円という数字は決して低くないでしょう。
ただ、選手としての価値はプレーだけで決まるものではありません。横浜FCとしては、三浦選手のサッカーに対する姿勢が、周りの選手に良い影響を与えることを期待しているはずです。また、「カズがいる」ことで、横浜FCにはスポンサーが集まり、ファンがグッズを購入するという経済的な影響力もあります。
「僕は客寄せパンダで十分ですよ。だって普通の熊じゃ客は来ないんだもの。パンダだから見に来るんだもの。熊はパンダになれないんだから」
引用:『「僕は客寄せパンダで十分」 三浦知良が現役を続けられる最大の理由』
ピッチ外での自身の役割も理解している三浦選手。年俸1000万円という数字は、戦力としてだけではなく、さまざまな面でクラブに貢献している三浦選手への期待のあらわれといえます。
キングカズは53歳で年俸1000万円
三浦選手の年俸の推移を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。現在の年俸は20〜30代の頃に比べて低くなっていますが、50歳を過ぎても1000万円を貰っていることから、三浦選手がクラブから評価されていることがわかります。
2007年以来13年ぶりに戻ってきたJ1の舞台で、三浦選手はどのような活躍をするのでしょうか。J1での最年長出場記録と最年長得点記録の更新とともに、「キングカズ」にしかできない、見ている人の心を奮わせるプレーを期待しましょう。
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