鈴木啓太の現在〜サッカー選手からアスリートの腸内を研究する実業家へ〜

浦和レッズ一筋16年、日本代表としても活躍した鈴木啓太さん。チームのためにピッチ上を走り回るプレースタイルは、イビチャ・オシム元監督から「水を運ぶ人」と表現されました。

チームのためにひたむきに頑張る姿勢は、監督・チームメイト・スタッフからリスペクトされ、多くのファンから愛されてきました。

コンディションの問題などを理由に、2015年に34歳で引退した鈴木啓太さんですが、現在はどのような活動をしているのでしょうか。

活躍の裏には苦しい日々も

鈴木啓太さんは2000年に東海大翔洋高校から浦和レッズへ入団し、プロとしてのキャリアをスタートさせました。

浦和レッズではJリーグ、天皇杯、ACLなど数々のタイトル獲得に貢献。個人でもJリーグベストイレブンや日本年間最優秀選手賞などを受賞し、日本代表としても活躍しています。一方で、扁桃炎や不整脈などの病気やケガに苦しむことも多い選手生活でもありました。

2015年に引退するまで、16年間浦和レッズでプレーし、Jリーグでは通算379試合、日本代表では28試合に出場しました。

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サッカーの外の新たな道へ

鈴木啓太さんは引退後に起業家へと転身。自ら設立したバイオベンチャー企業「AuB株式会社」の代表取締役に就任しました。AuBではアスリートの腸内細菌を研究し、その研究結果をもとにサプリメントの開発や体調管理などのコンサルティングを行っています。

現役時代に病気で苦しむこともあった鈴木啓太さん。海外遠征などの経験を通して、お腹の調子の良し悪しがパフォーマンスにつながると感じていたことが、現在の事業につながっているといいます。

また、会社を起こしたときには周囲から反対の意見もあったそうです。

人って、自分の経験で物事を考えて「これができそう」「これはできない」って考えがちなんですよね。あくまでその人の中の尺度であって、僕は僕ですから。もちろん、人の意見を聞く耳は持たなければならないけれど、決定するのは自分です。

引用:『仕事が絶えないあの人の、“こうしてきたから、こうなった”サッカー元日本代表”鈴木啓太オーブ代表編

ネガティブな意見も聞きつつ、自分の考えや感じたことを優先し、今の道を選んだといいます。

多くのアスリートの活躍を、健康面から支える研究を行う鈴木啓太さん。この活動はサッカーだけに限らず、スポーツ全体の盛り上がりにつながっていくことが期待されています。

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