指導者は選手より汗をかく!?情熱を表に出したコーチング

突然ですが、指導をしている方に質問です。指導を終えたあと、汗、かいていますか。

サッカーの指導には、選手のカテゴリーやレベルに応じたトレーニングのオーガナイズが大切ですが、根底になくてはならいのはやはり情熱です。

どんな指導者でも一生懸命、選手を指導していることは確かです。しかし、それとは別に情熱を「表に出す」ことを一度考えてみると、新たな発見があるかもしれません。

できるビジネスマン=できる指導者?選手は指導者を「観」て判断する

トレーニングは試合のために行うことが前提です。1〜2時間のトレーニングの中で、試合のシチュエーションと雰囲気を、指導者はどれだけ再現できるかが鍵となってきます。

「気持ちの切り替え」は、サッカーの現場ではよく耳にしますが、指導者にも当てはまります。ピッチに入る瞬間の表情、声のトーン、わかりやすいジェスチャーなど、スイッチを入れるポイントは多くあります。

特に指導者を担当している保護者には重要です。「◯◯のお父さん」と選手に思われたままトレーニングに入ってしまうと、選手も気持ちにスイッチが入りません。「オフのときは優しいお父さん」「オンのときは敏腕指導者」といった「モード」を作ることが大切です。

「見せ方でそんなに選手の反応が変わるわけない」、と思う人もいるでしょう。ですが、こういったスイッチを入れることは、サッカーだけではありません。例えば、理想的なビジネスマンとして、理解しやすい話し方、聞きやすいトーンの声、良い姿勢、パリッとしたスーツ、ピカピカの靴など、ポイントがあげられますが、これらは自分のためではなく、第一印象で相手との距離感をグッと近づけるためにあります。

指導者であれば、身なりの整った服装はもちろんですが、カテゴリーごとに接し方を変える必要もあります。小学低学年であれば、伝えたいことは簡潔にして、難しい熟語の使用を避けるなど工夫をしましょう。学年(年齢)が上がるに連れて、話すスピードや与える情報量、声のトーンを調整していきます。

なぜここまでやらなければならないのか。それはトレーニング時間が2時間だとしたら、その中で指導者が直接、選手に話しかけている時間はそのうちの数パーセント。つまり、「指導者がどんな存在なのか」を決まる肝は、「観られる」ことにあるからです。

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