小学生年代のトレーニングに必要なのはトレーニングの意図をはっきり伝えること

小学生年代の子はとにかくボールに触ること。そして楽しむことが大切です。しかし小学生年代の子は特に、集中力を持続させることだったり、やる気を出させることは難しい面もあります。普段のトレーニングの中で、何を伝えるべきなのか、どう教えるべきなのかがわからない方もいるのではないでしょうか。

そこで今回はトレーニング中に何を意識的に伝え、教えていくべきなのかについてご紹介していきます。

子供たちのやる気・集中力を上げるために

小学生年代の子供たちをやる気にさせたり、集中させながらトレーニングを行える環境づくりに大切なことは、「ボールにたくさん触れさせること」「ゲーム形式のメニューをたくさん取り入れること」「子供の話もよく聞いてあげること」です。

トレーニングメニューを組む時には、できるだけボールに触れる時間を長くすること。そして全員が楽しめるゲーム形式のメニューも多く取り入れること。まずはこの2つが大事です。子供はやはりゲームが大好きでしょう。サッカーでもずっと基礎練習をするより、サッカーテニスやミニゲームの試合形式などを行ったほうがやる気を出して取り組んでくれます。

そして子供の話を聞くことも必要です。プレーする中でよくできたプレーや出来なかったプレーなど、子供は話したがります。その話をしっかりと聞いて褒めたり励ましたりすることで、よりやる気を出してくれるでしょう。

1番大切なのは目的を明確にすること

そして1番大切なことは、1つ1つのトレーニングメニューの意図を明確にし、しっかりと子供たちに伝えること。先程のゲーム形式のメニューは楽しんでやってくれますが、楽しむことだけに集中してしまう子も少なくありません。そのため、このトレーニングの意図は何なのかを明確に伝えることで、そのことを意識しつつ楽しめる環境にできます。

例えばミニゲームを行うとしたら、「積極的にドリブルをすること」。これだけを意識されるだけでも、ボール技術が身につきながら、子供のサッカーにありがちな蹴り合うだけのサッカーにもなりません。

このようにトレーニングの意図+楽しむことをうまくミックスさせることで、小学生年代の子のやる気や集中力も持続するでしょう。


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