ゴールに繋がるダイレクトプレーのトレーニング
対象
小学校4・5・6年生
練習の目的
ゴールに繋がるダイレクトパス&ダイレクトシュート技術を習得するためのトレーニング
見る、判断、駆け引き、動き出し、キック、ラストパス・シュートの精度
用意するもの
- ボール:数個
- コーン:4本
- ゴール:1つ
準備
コーンを用いて縦15m × 横20mの長方形のゲームピッチを作成する。
ゲームピッチの端にゴールを設置する。図のようにゴールから遠い2本のコーンに選手を並ばせる。ゴール前にはキーパーを配置する。
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内容

- キーパーが左右どちらかの選手にパス出しを行う
- パスを受けた選手は、パスを受けなかったもう1人の選手に、ダイレクトでラストパスを送る
- ラストパスを受けた選手は、それをキーパに取られないようにダイレクトでシュートする
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ルール
- 先に3~5点取った選手が優勝(アシストも1点)、もしくは制限時間内に全員で5点奪えたら攻撃側の勝利など
- ボールがプレイエリアの外に出てしまったら次の2人と交代
- キーパーがはじいたボールをゴールしてもOK
<バリエーション>
- 最初にパスを受けた選手は、ダイレクトパスだけでなくダイレクトシュートも選択できるようにする(必ずパスが来ると分かってしまうとキーパーが楽なため)
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コーチングポイント
<キーパー>
- 相手の足元に速く正確なパスを出すことを求める
- ゴールにへばりつくだけでなく、パスカットできそうだと判断したら、積極的にゴールから飛び出すことを求める
<最初にパスを受けた選手>
- ボールが動いている間にキーパーの位置をしっかり確認し、パスorシュートの判断をすることを求める
- パスを出すふりをしてシュートを打つなど、相手キーパーとの駆け引きを求める
- パスを受ける選手がダイレクトで打ちやすいボールを出すことを求める(パスの速さ、コース、ボールの回転など)
- パスを出して終わりではなく、こぼれ球を詰めるところまでプレーをやりきることを求める
<最初にパスが来なかった選手>
- すぐに切り替え、次の動き(味方選手からボールを要求する動き)をすることを求める
- ずるずるとゴールに近づいてしまうと、オフサイドになってしまったり、シュートを打つコースが無くなってしまったりするので、自分の前方にシュートを打つためのスペースを作り出す動きを求める(こうすることで勢いを持った状態でシュートを打つことが出来る)
- シュートを打つまでの間に、キーパの位置をしっかり確認し、シュートを放つことを求める
- シュートを打って終わりではなく、こぼれ球を詰めるところまでプレーをやりきることを求める
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