駆け引きを楽しみボールタッチを身に付ける【練習メニュー】

相手との駆け引きを楽しみながら、正確なボールタッチを身に付けよう

練習の目的

相手の動きや位置をしっかり確認し、駆け引きの技術や正確なボールタッチを習得する為のトレーニング

  • 見る
  • 予測する
  • 駆け引きをする
  • ボールタッチ
  • ボール運び

対象

小学校1・2・3年生

用意するもの

  • ボール :ひとり1個
  • コーン :2ヶ
  • マーカー:4枚

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内容

「ドリブル鬼ごっこ」

  1. 大きめのコーン2ヶを約1~3mほど離し、並べて置く。また、その周りを囲むように四角いプレーエリアをつくる
  2. 選手はひとり1個ボールを持ち、二人一組をつくる
  3. 事前に「逃げる側」「捕まえる側」を決めておく
  4. 捕まえる側は制限時間内に相手を捕まえたら勝利。逃げる側は制限時間いっぱいまで逃げ切れたら勝利

ルール

  • 制限時間は30秒~1分
  • 逃げる側は四角の外に出てしまった時点で負けとする
  • コーン間はドリブル通過できないものとする

<バリエーション>

  • トレーニングの難易度を下げるため、もしくは、より楽しませるために、最初はドリブル無しで行ったり、コーンやマーカーの距離を広げて行ったりする
  • コーンやマーカーの距離を近づけることで、練習の難易度を上げる
  • 片方の足限定やアウトサイド限定といったルールを追加することで、練習の難易度を上げる

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コーチングポイント

  • 相手の動きや位置をしっかりと目で確認することを求める
  • 右からタッチしに行くふりをして逆からタッチしに行くなど、相手との駆け引きを求める
  • 強くボールをタッチしてしまうと、すぐに四角の外にボールが出てしまうため、細かいボールタッチを求める
  • 自信のある選手にはあえて難しいルールを設定するなどし、さらなる技術力向上を求める

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遊びながら技術力向上

「鬼ごっこ」という遊びの要素を取り入れることで、狭い範囲でのボールコントロール力や、相手の位置や動きを確認しつつ、相手の次の動きを予測して行動するという、試合で必要となってくる技術を身に付けることが出来るトレーニングです。

スペインのFCバルセロナのトップチームでも、技術力向上のために狭いエリアでの練習が取り入れられており「その練習が試合で役に立っている」と各選手が語ってます。

対象年齢よりも上の学年でも、ルールや縛りを難しくしたり、行動範囲を狭くすることで技術力向上のトレーニングができますので、練習メニューに取り入れてみてください。

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