サカレコ編集長ブログ①スペインプロ選手からサカレコ編集長になるまで

井手ウィリアム航輔がサカレコ編集長になるまでの1年間を振り返り、包み隠さずお話します

記念すべき第一回のサカレコ編集長ブログは、井手ウィリアム航輔がスペインでのプロ生活から日本へ帰国しサカレコ編集長になるまでの1年間を振り返り、自身の身に起こったことを包み隠さず話していきます。

まえがき

「どうせ成功しないと思っていた」「名前すらも知らなかった」「実績はあるのか」。
この記事を開いていただいた方の中には、そう思った方も多いでしょう。

まず、僕がこのコロナ禍の中で、「コロナのせいでプロ生活が続けられなかった」「コロナがなかったら活躍できていた」などと考えていると思われているかもしれませんが、僕は微塵もそんな考えは持っていません。

はっきりさせておきたいのは、僕がスペインで活躍できなかったのは、

  • 僕にプレー面で実力が足りなかったから。
  • 広報面からのアプローチに実力が足りなかったから。

であり、全く環境のせいではありません。

では「そんな実力のない人間が書いているブログから何を学ぶことがあるのだ」と思った方はこのページを閉じていただいて構いません。

僕はこの1年間で、世間的に大成功している人達と出会う事ができ、沢山の事を学ばせて頂きました。そして、その「成功者」に共通する点は、どの方も「こんな僕なんか相手にしなくても良いような人」ばかりなのに、僕の話を親身に聞いていただき、協力していただきました。

彼らは、実績のない僕みたいな存在でも興味を持って聞いてくれ、そこからアイデアを生み出すという力を持っているのです。

この記事を読めば成功者になれるとは言っていません。
しかし、僕が自分に一つだけ自信があること。
僕は誰よりも貴重な経験を積ませていただき、その経験を伝えていくことができます。

その経験を一つの参考として、この記事を読んでいただき興味を持っていただく事が出来れば幸いです。また、お子さんの夢を応援する方や、目標がある全ての方と、共に前に進んでいけるきっかけ、前向きに応援しあえるコミュニティーを作っていければと思っております。

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スペインでのプロ生活から、コロナ禍になり、契約が満了

2020年1月 日本へ一時帰国

スペインでの生活が中々うまくいかなかった事と、チームの為の日本での広報活動を行う為に1月にオフシーズンの期間を利用し一時帰国しました。

広報活動は主に、チームの為のスポンサー探しでした。チームについていただける日系企業のスポンサーを探し、貢献する。本来ならマネジメント会社やスタッフなどがやってくれる作業ですが、その頃はマネジメント会社と契約しておらず、全て一人で知り合いを当たって、探す活動をしていました。

僕がなぜこのような活動を一人で行っていたか、経緯や理由、そしてどのような人とお会いしていたかは是非今後のブログも読んでいただけたらと思います。

僕は日本でスポンサーを見つけるため、おおよそ80社の大小の会社を訪問させていただきました。誰もが知っている会社の役員の方や、有名人、アスリートなどジャンル問わず本当に沢山のお話を聞かせていただき、学ばせていただきました。
僕の中でこの期間は財産で、結果スペインに戻らなくて正解だったのではないかとさえ思うほどです。

帰国しようと思った矢先、スペインでコロナウィルスがパンデミック化、トレーニングの中止

そして、緊急事態宣言

  • スペイン緊急事態宣言(3/15-6/12)により、スペインへの帰国を更に延期
  • 東京 緊急事態宣言(4/7-5/6)

正直な感想、最初は日本に少し長く滞在できると思うと、嬉しいという感情が一番先に湧きました。それぐらいスペインでの生活は厳しく、サッカーも上手くいっていませんでした。

そして恐らくこれは、僕が長い海外生活の中で初めて抱く感情でした。

その後、そのまま緊急事態宣言が明けぬまま、契約満了を迎えました。もちろん契約更新という話には至らず、僕のスペインでのプロサッカー人生は呆気ない終わりを遂げることになったのです。

何よりも悔しかったのが、緊急事態宣言中の僕はパーソナルトレーナーをつけ、週3−4回のトレーニングと自主練、身体のケアと動作の改善を行い、スペインにいた時よりもコンディションが上がっていました。しかし実力を証明する機会すら与えられなかったのです。

サカレコと出会いのきっかけ

スペインへ帰国できなくなった僕は日本に残り、生活の為に起業して英語や語学を教える教育事業を立ち上げました。広告を流していただける会社を探していた時、出会ったのが「サカレコ」でした。

色々と話していく中で会社に魅力を感じ、2020年7月にマネジメント契約という形で契約を結んでいただきました。
そして、2021年2月にサカレコ編集長というポストをいただき、発信の場を設けさせていただきました。

現在

僕はプロサッカー選手に戻る事を諦めているわけでもありません。
今でもトレーニングを続け、積極的に色んなチームに参加し、そこで色々な意見を聞かせていただきながら、サッカーに励んでいます。

Kosuke blog

こんな苦しい状況ですが、自分だけでなく医療従事者の方だったり、その他同じくコロナで厳しい状況の方も多いと思います。
今この状況で、僕が出来ることは今まで経験してきた事を伝えていき、少しでも目標を実現するためのヒントになる情報を提供する事。そして前向きに自分ができることに挑戦し、それを発信していくことで、少しでもお役に立つことができれば嬉しいと思っています。

だから僕と共に前に進んでいきましょう。僕は挑戦を続けます。
そして挑戦を共に歩んでくれる人、サポートしてくれる人は僕の中で財産であり、同志です。
サッカーを愛する全ての人の新たな挑戦を後押しし、サッカーの魅力を伝えていけるよう、今後ともブログで配信していくので、応援よろしくお願いします!

次回「幼少期:サッカーを始めたきっかけ」

<プロフィール>
井手ウィリアム航輔
カリフォルニア州・ロサンゼルス生まれ。アメリカで高校を卒業し、15校以上の大学から奨学金のオファーがあったが、プロを目指すためすべてのオファーを断り、単身でドイツとスペインへ留学。スペインへ留学中、1部リーグCDレガネスとプロ契約。2020年契約満了とともに退団。2021年2月にサカレコ編集長就任。日本語・英語・ドイツ語・スペイン語の4ヶ国語を操るマルチリンガル。日本の出身地は広島県。
Instagram: @k.ide_football
Twitter: @kide_football

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